高気圧 part2

いいのにね
(Digital distribution)

高気圧,いいのにね,窪田友紀子

忘れてはいけない哀しみ、
一瞬…忘れそうだった。

闇夜(MV)に続く、詩・曲トマトさん書きおろしの”新曲”2タイトルは、70年代を彷彿とさせるフォークロックなバラード。
闇夜・高気圧pt2・いいのにね、統一テーマを持ったトマトさん三部作


Words and Music by: tomato-san


1)高気圧 part2

大切な人との想い出。
ある日、幸せを知った。感じなくてもいいはずの罪悪感が一瞬よぎる。雨の音に思い出す。 ギターとボーカルのシンプルな構成で淡々と歌い綴ります。


レコーディング:
これまで3曲(赤ワインとハムで/オニオンのスープ闇夜)トマトさんの曲を リリースしてきましたが、今回、初めてトマトさんがレコーディングに同席。
念願の、歌唱指導を受けることができました。
トマトさんは「歌唱指導」なんて堅苦しいものではなかったと思うのですが、 私としては、やっと!この難しい曲達を、作家さんの「曲の世界観」のお話を聞きつつ、録音することができました。

それはもう、目からうろこのレコーディングの時間でした。わくわくしました。ボーカルの録音第一声で何かを変えたい思いと、そんなよこしまな考えが作品に邪魔していないか、それを全てトマトさんが見透かしてそうな緊張感と。

2021年内での録音でしたので、新型コロナによる緊急事態宣言が繰り返される中…ほんの短い期間「宣言下」ではなかった時期にようやくスケジュールを組むことができ、たった一日で、ボーカルと演奏を録音してしまうと言う、かなりスパルタなスケジュールになりました。

こういったご時世でしたので、スタジオのエンジニアさんと合わせて最少人数での録音でした。

しかし、それは、短時間の中で全く無駄が無く、作品の完成に向かうために研ぎ澄まされた集中力が、なんだかとても神々しくも感じたスタジオでした。

今回の初めては、ボーカル指導だけではなく、演奏もトマトさんにしていただきました。
ギターの録音は、私が無理を言ってお願いしました。
トマトさんは本当はもっと上手なGtの人に弾いてもらうつもりで作っていたと話されていましたが、デモで送られてきていた、つたないながらも温かいトマトさんの演奏が、私は好きでした。(リモートでやりとりしていた時のデモ)

もちろん、私もとても素晴らしいギタリストは知人に居りますが、今回の2曲は、デモで感じた雰囲気を取り入れたいと思い、この曲の世界観を表現できるのは、やはり制作したご本人が一番、曲の世界の「正解」を知っている訳なので。
本当に、無理言って、トマトさんに演奏していただきました。

はじめての録音同席。
はじめてのトマトさんの演奏による録音。

これまでCDを聞いて下さってきた皆様にも、初めて聴く方にも、そういった意味では、窪田友紀子の ” 新しい一面 ” として楽しんでいただけますと嬉しいです。

また、楽曲の雰囲気としては懐かしくレトロな音質になりました。

今回初めてのRecスタジオだったのですが、先に書きましたように、とても充実した時間の中で録音することができました。今回の作品は、すべてが神がかった中で出来上がっていると思います。無事に完成でき、リリース迄たどり着けましたことにまずは、感謝申し上げます。

そして、ライブ会場で皆様と一緒に楽しめる日を、私も心から待ち望んでおります。

文章:窪田友紀子



― 歌詞 ―

歩道橋に吹いた
風に溶けて消えた
懐かしい高気圧
雨が降るね

君を思い出す
忘れそうだった

踊り出した
景色 いろが滲む
花が揺れる
時計の針がとまる


透明に名前をつけて
満月にも手紙を書いて
いつも待ちながら
眠れないね

夢で逢えそうな
消えた影が

歪みだした
景色 星が滲む
雨の夜が
音の中に消える

「高気圧 part2」

2)いいのにね

「幸せ」キラキラとした瞬間を切り取った唄。
わたしは、そのような解釈で、まずは歌いました。時代にそぐわない問題作ですから。


高気圧part2も、いいのにねも、作詞はトマトさんなので、

曲の真意は、トマトさんが知りうるのですが、
私が歌うとなれば、曲の解釈を最悪な世界観として捉えたくないと思いました。
ただ、デモを聞いた時の私のファーストインスピレーションは大切にしたかった。

私の経験にも、同世代の近しい人が思い半ばで、旅立ってしまったり重い病気にかかってしまう事がありました。
「普通でいいのに」と想いを吐露したあの表情。
私はその分、生きようと20代の頃の決意でした。

辛いことも3倍。楽しいことも3倍。この目で見るもの、歩くことも3倍 経験する。

そうは思っても、やはり安易ではない歌手活動の世界。 メンタル的に「底」に居る時は「底」だと気がつかないほど、酷く冷静ではなかった時期があります。

しかし、その「底」は、時と共にやがて終わり、ある日、数年ぶりに普通に昼寝ができました。
なんでもない、ただの昼寝から目が覚めた時、木漏れ日が美しかったことに、心から幸せだと感じました。
この温かさは天国なのではないかと思うくらい。

(・・・・・・・・)

その瞬間、私は不謹慎なことを思いました。幸せを感じた中で。

その、不謹慎な一瞬の思いは、「底」を這っていた時期が無かったら抱くことは無かった感情だと解りました。

瞬間・瞬間の繰り返しの経験があって、この「いいのにね」が歌えた…いや、全く歌えていないかもしれませんが、この曲を歌ってみようと、表現することにトライしようと思いレコーディングしました。

闇夜、高気圧pt2、いいのにね。もう会えない君に聞きたいことはたくさんあって。君の事をどんなに想像してもきっと、君の思いにはたどり着かなくて。
でも、君に近づきたくて歌が生まれたけれど、答えが出ないのだけれど、歌いながら君の事を思い出しています。


「いいのにね」:
※この曲は自身のラジオ番組では流すことはありません。
※Youtube動画公開もリリースから半月の一般公開の後は、限定公開のMVとなります。
(2021年9月16日以降は限定公開:以降は
・窪田友紀子HP内
・闇夜MVとの再生リスト内
・高気圧pt2のofficial videoの備考欄から
のみでの限定公開に切り替わります)

高気圧part2/いいのにね
Gt(Play & Arrangement):tomato-san
Mixed & Mastered:Kuniaki"Teppei"Tanaka
Rec LM Studio: thanks to Ippei Suda
Producer:tomato-san & Yukiko Kubota
Jacket designed by:Yukiko Kubota
Photo & Video Director:Yukiko Kubota

デジタル配信のみ
2021.08.26


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